2009.10.06

Not distribution box but junction box


 分電盤ではなく開閉器すら持たない単なる配線ボックス。彼は神の加護を必要としていたのだろうか?
  
 ambivalence. 理不尽な行為だったのだろう。
 
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2009.06.30

Inspiration

 テレビ朝日の「世界の車窓から」より『南スペイン、アンダルシア地方を周遊する旅』を放映していた。
 
 そしてGipsy KingsのInspirationが流れていた。
 
 僕も列車の座席で流れる早春のスペインの景色を眺めながら聞いていた。僕はTVの方向と逆向きに走る列車でしたが。

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2009.06.22

グラナダ

 
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2009.06.16

戻ろう僕の世界へ(2) --- スペインに別れを告げて ---

 マラガからシャルル・ド・ゴール国際空港へ。19時過ぎにパリに着き23時にまで日本行きのフライトを待つ。
 
最後のスナップ。
 
暗いターミナルで、カフェと共に。
 
まぁ飛行機に乗り込んだ後も色々と出来事は起きて行くのだが(笑)
 
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2009.06.01

戻ろう僕の世界へ --- スペインを発つ日 ---

 コルドバからAVEでマラガにもどるのだ、最初にスペインへ降り立った場所へ。いつもと同じ、降り立った場所から飛び去るのだ。
 遅めのランチを摂り、バスで駅へと向かう。
 
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 駅はいつも、日常を営む人と、旅人とが行き交う。この地を訪れる人と、後にする人と。荷物の上に足を載せ、コーヒ片手に成田空港で買ったエッセイを読む。そして僕の前を通り過ぎる人を時折目をやり、『僕もここを去って行くのだ』と思い浮かべる。
 
 マラガにつくとサッカー選手に取り囲まれ、何か歓声を上げている人々の方を指差し、「君の出迎じゃないの?」と揶揄れる。掲げている横断幕には超一流のスペイン人サッカー選手の名が、高鳴る心臓。でも転勤から戻って来た家族を仲間が出迎えていたのだ。
 
 もう一度サッカー選手達を見ると笑っていた。
 
 
 昼食はあっさりマラガ空港で摂ることにし、空港へと列車で向かった。
 
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 マラガ空港の最寄りの駅は予想とは違い、小さな駅だった。
 

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2009.05.31

過ぎ去りし栄光(5) --- コルドバ2日目 ---

 スペインでの最後の夕食。コルドバの郷土料理? "Rabo de tro"(雄牛のしっぽのシチュー)
 
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体力が落ちていたためか、人通りのほとんどない夜道はちょっと不安にかられたり。
 
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2009.05.25

過ぎ去りし栄光(4) --- コルドバ2日目 ---

 随分とだらだらと書いてますね、もう2ヶ月も前のことを。
 
 ビアナ宮へ、やっぱり徒歩で。色々な様式のパテオがあるという。
 
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2009.05.21

過ぎ去りし栄光(3) --- コルドバ2日目 ---

 ただ、ぶらぶら。あてもなく、行ったり来たり。
 
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 調子が回復したとは言いがたく休憩も兼ねて、まともそうなレストランで食事をとることに。アルコールなしのランチにしてみた。
 
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 アーティチョークとキノコの炒め物。アーティチョークは結構好きであり頼んだのだが予想と反し僅かに酸味のある味付けであったが、まぁまぁ美味しい。ガス入りミネラルウォータでは少し味気ないが明日帰国となれば体調を悪化させては。
 
 
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2009.05.14

過ぎ去りし栄光(2) --- コルドバ2日目 ---

 庭園には満ちていたのは豊かな水が奏でる音。
 
 ムデハル様式だとか歴史だとか、よくなりかけていた。500年という歳月が過ぎてしまったのだ、そして続いても行く。なんというか何も語りかけてこないというか、僕の心に芽生えたある感慨のせいだろうか?
 
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2009.05.13

過ぎ去りし栄光(1) --- コルドバ2日目 ---

 カーテンを開けたままだった窓から朝の光が指し込んで目覚めた。最後まで陽光に恵まれた、アンダルシアの旅。時折、吹き抜ける早春の涼風。
 
 『さあ旅を、締めくくろうではないか。なんとか(体も)保ちそうだ。』
 
 アルカサル(Alcázar de los Reyes Cristianos)へと。途中、遠足なのか社会科見学なのか引率された小学生の子供達に出くわす。
  
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2009.05.10

盛衰を川面に映して(4) --- コルドバ1日目 ---

 グアダルキビル川。ミラフローレス橋を望む。
 
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 メスキータに戻ると若者の集団に英語で話しかけられる。色々な国の人と一緒に写真を撮っている。撮って欲しいと。僕に撮ってくれと言っているのではなく、一緒に写ろうということらしい。
 まぁ断ってその場を立ち去った。まぁ怪しい気もするし、そうでなかったかもしれない。「戻って来てよ。たのむよ一緒に撮ろうよ」と叫びが聞こえてくる。
 
 結局ホテルでダウンすることになるのだが、体調が芳しくないと感じ始めていたこともあり関わり合いたくなかったということもある。アイスクリームで糖分補給と清涼を味わったが、さっさと食事を摂ろうと思ったのだがレストランがやっている時間でないしバルに入る気もなかったので、カフェでフランを食べた。
 
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 『コルドバでタブラオは諦めるかな』とフランを口に含みながら反芻していた。 
 

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2009.05.06

盛衰を川面に映して(3) --- コルドバ1日目 ---

 メスキータ。
 
 破壊しつくす訳でもなく、さりとて溶けこませる訳でもなく。レコンキスタから数百年過ぎ去ってしまった今、この場所からは異教徒への憎悪や恐怖は感じられない、少なくとも極東に住まう僕には。
 
 奇怪ともではいかないまでも歪さというか美しさはない。そして荘厳さも感じない。
 
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 ミフラーブは奥に残されていた。ただしこれも西ゴート時代の教会に建てられたモスクを意味するのだ。
  
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 そして再度カトリックの制圧の果てのカテドラルを目の辺りにすると、
 
 首を振ってしまった。近くにいた西洋人が不思議な顔で僕を見ていた。
 
 文明の衝突と凄さに疲れてしまい中庭出て、休息する。どうも極東の島国にはこういった闘争の歴史を受容する性格はないように思われる。圧倒的な、もしくは巨大な力を受け入れがたいのだろう。日本の歴史で宗教、政府、権力者を含めて暴力的なまでの重圧を与え続けた(持ち合わせていたというべきだろうか)存在、時代はないように思う、巨視的に見て。様々な民族、多様な文化が去来する混沌の時代を持ち合わせていないからか?
 
 暫くしてアイスクリームでエネルギー補給と喉の渇きを癒しながら川へと向かった。 

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2009.05.04

盛衰を川面に映して(2) --- コルドバ1日目 ---

 メスキータの中へ潜ると有名な円柱の森が暗い空間の中アーチを重ねていた。建物内に流れる冷たい空気が流れており、僅かなイスラム香りを携えていると思ったのだ、最初は。そして何故かいままでメディアで刷り込まれていたこの風景と目の前の光景との差異に焦燥感を覚える。
 
 
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 入り口からさほど歩みもせず、ゆっくりと周りを見渡してみる。質感が、色が、自分の作り上げていた印象とは違うのだと気付く。そして何故かモロッコのメクネスの巨大厩舎跡を思い起こさせた。思い起こせばメクネスもモロッコで最後に訪れた街であった。アーチが続くという意外の共通点がないにも関わらず思い起こさせたのは旅の終焉という寂寥のせいであろうか?
 
 中へ中へと進みもせず、壁伝いに眺めていた。現在の入口は後ウマイヤ朝時代のムスリム達の入口とは違うらしい。
 
 沈みかけ始めた陽光が格子越しに漏れていた。
 
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 意図的ではないのだが、どうもカテドラル部分を避けるようにして歩いていたらしい。後で気付いたことのだが。
 
 そのためレコンキスタの、征服という爪痕にはまだ気付いてはいなかった。
 
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2009.05.02

盛衰を川面に映して(1) --- コルドバ1日目 ---

 セービリャを離れる朝、(鉄道)駅にどう戻るかフルーツを食べながら考えてみた。来たときの逆でエンカル・ナシオン広場へ移動してバスに乗り戻るか? 路面電車でバスターミナルに移動しそこからバスで駅に戻るか?

 バスターミナル経由で戻ったのだが、どのターミナルに乗るのか聞いて回る。最後は通学中の女学生?が「何処へいきたいの?(ここしか聞き取れなかった(苦笑))」といって乗り場の番号を教えてくれた。スペインも親切な人は親切なのだ。ただし乗ったバスのドライバーは冷たかった。
  
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 コルドバのツーリズモで地図をゲットし、バスで旧市街へ移動する。

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 そしてモスクからカテドラルに改築されたメスキータへと
 
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2009.05.01

情熱の国への旅での閑話(2)

 ひとり旅できついなぁと思うのは、体調を崩したときだ。
 
 コルドバの地で悪寒に襲われた。セビーリャでワインにシェリーと飲み過ぎたせいで肝臓も弱っていたのかもしれない。普段あまり外に出ないこともあり日差しに疲れてしまっていたのかもしれない。
 
 助けを乞うにも言葉という壁がある。異国の聖職者も風景でしか足りえない。このあとバルでレモネードを頼み、水分を補給。そしてホテルに戻りベットに倒れ込んだ。
 
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2009.04.26

情熱の国への旅での閑話

 今回の旅は、異文化の融合だったり、大国の落日はどういう影を刻んでいるのかを目にしてみたいというのもある。
 
 でも、アルハンブラを訪れてみたいというのが素直な気持ちだろうか?
 
 そういう意味では旅の序盤がクライマックスという感があり、ハプニングもグラナダが多かった。ポルトガルの旅でも書いたのだが、「異国の風土・文化を自らの足でその地に立ち、その目で見、肌で知る」というのが原動力なのだ。しかしながら何処となく今回は密度が低かったというか、人の多さに疲れてしまったというかバルに逃げ込んでいたというか。
 
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 読んだ書物やテレビ番組ほどには、イスラム文化と西欧の融合などなく所属する文明・文化の優位性を誇示することは、スペインの地でもあまり変わらないと感じることに「所詮そうなのだ」という感慨と「まてよ、自分の歴史観や文化に対しての造詣が著しく劣っているのでは?」と思ったりしながら歩いていたような気がしていた。
 
 僅かとはいえ異国の一人旅というのは、自由と同時に異邦人としての孤独や寂しさを思わずにはいられない、僅かな痛みが心を通過していくのだ。
 それが自由の本質ということなのか、自由の代償なのかいつもわからないのだが。その意味では人との出会いが比較的多かった今回の旅では孤独と疎外感とは別物だと。
 
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2009.04.23

沈まぬ太陽はない(3) --- (セビーリャ3日目) ---

 カルメンの舞台でもある旧タバコ工場をぬけスペイン広場へと。
 
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 オレンジ色の壁が夕日で必要以上に赤く染まっていた。セビーリャも明日には離れるのだ、慣れ始めたこの街に惜別念を感じ始めていた。
 
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2009.04.20

沈まぬ太陽はない(2) --- (セビーリャ3日目) ---

 サンタ・クルス街のカフェで休憩。地元の小学生や中学生で行き交う。まるで日本のような制服で。
 
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 細い路地を歩きながら、扉越しにパティオを時折拝見させていただく。ゆっくり見学とはいきませんが。共同住宅の方も、あんまりよその人に見られるのは嫌でしょうし。
 
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2009.04.19

沈まぬ太陽はない(1) --- (セビーリャ3日目) ---

 前日は小さなレストランでワインを楽しむ。遅い朝になるかと思ったのだが、結構早く目が覚めた。
 
 カテドラルを訪れるとミサが静かに行われていた。厳かな気配が満ちていた。
 
 スペイン最大の聖堂をいったん後にし、アルカサルへと向かう。アルカサルはスペイン語で城を指すらしい、この辺普通名詞なのか固有名詞なのかガイドブックでは書かれていないというかわからない。何故なんだろう?
 
 チケットを購入し、入ろうとするといきなり注意を受けた。
 
 警備員の待機室だった。
 
 赤面しながら正しい入り口を進むと、アルハンブラを思い起こさせるイスラム建築物が広がっていた。
 
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 春の日差しは、コントラストを描きタイルを、暖かなモザイクに見せる。
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 2時間ほど過ごし、中庭に戻ってくると観光客で溢れかえっていた。
 

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2009.04.12

断崖の白い村(3) --- アルコス・デ・ラ・フロンテーラ(セビーリャ2日目) ---

 何か後味が悪い感じで、一旦街を降りることに。
 
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 暑さにバテ気味で、中腹のバルに入る。地元の人たちが激論のような会話をジョッキ片手に楽しんでいた。
 ちょっとお腹がすいていたこともあり、カフェとボカディージョ: bocadilloスペインのサンドイッチ?)を頼んだ。暫く涼んでいると、望んでいなくてもこの街のバルでは色々なことが起こる(苦笑)。難をやり過ごし、もう少し休憩。
 
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 バスターミナルに戻ると全くの無人。いったいどう言うことなんだろう。ヘレス行きを断念し素直にセビーリャに戻って過ごすことにした。
 
 予定していたよりも随分と早くセービリャに戻って来てしまった。セビーリャのバスターミナルで喉が渇いたのでキオスクでコーラを買おうとすると、店員の女の子が値段を言っているのだが小銭を出すと違うと言われる。何度かやり取りするうちに「€1.3よ。英語の方が良かった?ごめんなさい(笑)」と英語で言ってくれた。僕も照れ笑いしながらコーラをちょっと掲げて「有り難う」と。
 
 英語。世界は英語だけでは通じない。(英語会話も侭ならないですが)。『改めて語学センスがあればラテン語を覚えるべきかも、まぁ無理なんだけれど』とスペインで初めて首を振ってしまった。
 
 路面電車を途中で降りて、クリストバル・コロン通りから川面を眺める。さっき買ったコーラのペットボトルを取り出し喉を癒した。
 
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2009.04.11

断崖の白い村(2) --- アルコス・デ・ラ・フロンテーラ(セビーリャ2日目) ---

 冷たい風が吹き付ける断崖を望む展望台で、しばらく涼んでいた。振り返るとサンタ・マリア教会の鐘。
 広場にTurismoがあったのでバスの時間を聞くと意外と時間がない。散策をして、軽く食事を摂って気に入ればヘレス経由とか別ルートでの帰路を考えればいいと、気楽に考えた。
 
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 まずはサン・ペドロ教会の方向へ向かって散策することにした。観光客もそれなりにいるのだが、全般的に人が少ない。ただ地元の人が気さくという感じはしなかった。
 
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見ていた断崖と反対の方角にバスの車窓で見えていた湖が見える。バスターミナルから登って来た方向と反対方向へと進んで来て、あとは下るだけという所まできた。そこに向かい合わせにベンチ。小さな山とはいえ、湖もあり風は少々きつい。春の日射しにしては強く風がなければ汗ばむどころではないだろう。気温は26度以上だろうか?
 
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2009.04.09

断崖の白い村(1) --- アルコス・デ・ラ・フロンテーラ(セビーリャ2日目) ---

 朝食を摂りながら何処に行くか迷っていた。アルコス・デ・ラ・フロンテーラに行くつもりでいたのだが、ヘレス・デ・ラ・フロンテーラ経由でまわるか直接行くか。全く別の地へ行くか、例えばカルモナ(アラブの香りを求め)。例えばカディス(大西洋を求めて)。
 コーヒを飲みながら、「迷ったら最初のプラン」とアルコス・デ・ラ・フロンテーラへと決めた。ヘレス経由がいいのかホテルのフロントに聞いてみると、バスターミナルからバスで行った方がいいと言われたがバスの時刻表など出てこなかった。前日にTurismo(ツーリスト・インフォメーション)で情報を収集しておけば良かったのだが市庁舎の周辺にあるはずなのだが見つからなかったのだ。
 
 ヌエバ広場から路面電車でプラド・デ・サン・セバスティアン・バスターミナルへと向かう。
 
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 さて切符を買おうと、当てずっぽうにあるバス会社の窓口に聞いてみる。にべもなく此処じゃないとばかりに他に行けと手の甲を振られた。数度続くとインフォメーションがあることに気付き、そこのおじさんに聞いてやっとバス会社がわかり買うことが出来たが、時間が1時間以上ある。

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 しかたがないので、多くの警察官が朝食を摂っている近くのバルでコーヒーを飲むことに。コーヒを頼んでも何か色々と聞いてくる、全くわからないのだが。どうも朝食の時間帯なので菓子パン等とか食べ物はいらないのかと聞いているのだと暫くして察しがついた。しかし、やけに警官が多かった。何となく不安になりあることに気がついた。今日はパスポートもパスポートのコピーも持ってこなかった。警察官がいることが安心感よりも焦燥に変わった。(パスポートを所持していないといけないらしく、ただ日本人はコピーでもいいことになっているらしい)
 
 30分前になっても切符に記載された乗り場番号にバスが来ない。同じバス会社と思われるドライバに聞いても埒が明かない、言葉通じないのはやっぱり困った時は辛いものだ。楽しそうに会話している、もうすぐ出発しそうなバスのドライバー達に聞いてみた。すると他のドライバーに聞いて回ってくれて乗り場の番号を教えてくれた、ついでに切符に数字まで書いて。
 
 様々なことが起こりつつ、バスは大幅に遅れて目的地に着く。バスターミナルから旧市街の行き方がわからない。地元のお爺さんらしい人に聞いてみる。片言の英語で
「右に折れてを行きなさい。(坂道の遠くを指差しながら)ずっとずっと歩きなさい」
 
途中Turismoを見つけるのだが、いくら待っても前の人の話が終わらない。諦めて坂を登って行く。地図と帰りのバスの時間が知りたかったのだが。
 
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途中何度も振り返りつつ進んで行く。そして旧市街らしく道が細くなり、やがてカビルド広場へと出た。
 
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2009.04.08

カルメン、情熱が散った土地(3) --- セビーリャ1日目 ---

 お腹も満たされ、ほろ酔いでバルを出る。まだ空は青かったので、またサンタ・クルス街へと向かった。
 
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 白壁に黄色のアクセントの家々が細い路地に続く。
 
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 ふらふらと彷徨っているうちに、タブラオに辿り着いていた。老舗のロス・ガリョスらしい。今からでも大丈夫かと聞くと20時から開演で20分前から入れるとのことだ。
 
 いざ始まると、グラナダとは随分と雰囲気が違う。洗練というのだろうか、ギタリスタとパルメーロとカンタオールと3人だけがまず上がる。そして脇の階段からバイラオーラ(踊り手)がゆっくりと降りてくるのだ。そしてパルマ(手拍子)はパルメーロとバイラオーラ(バイラオール)だけがリズムを奏でる。
 パルマとサパテアード(靴音でリズムを打ち出す技巧)も踊っていない仲間全員で奏でていたクアドロ形式のグラナダと違い静かな気すらする。最初は物足りないというか泥臭さが自分には合っているとすら思っていたが、暫くすると「これはこれで」と感じ入ったのだが。
 
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 時間は徐々に流れを速め、フィン・デ・フィスタを迎えた。

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2009.04.07

カルメン、情熱が散った土地(2) --- セビーリャ1日目 ---

 
--- ちょっと地図など ---
さて旅の移動した軌跡などを。マドリッドもバルセロナも行かないと決めてのんびりと、、、。怠け者の一人旅。
 
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普通のルートとどうも違うような。
 
--- セビーリャ ---
ホテルに着くとシャワーを浴びて、一息つく。遅めのランチを摂ろうと街に出る。カテドラル周辺に出てレストランを物色したりしたが、どうもシエスタという訳でもないようだけれど入っている人がいないのでサンタ・クルス街を散歩することにした。地図を見ないで歩いているとやっぱり迷子になる。そんなに複雑ではないのだけれど。
 
 なんだかよくわからないうちにカテドラル近辺まで戻って来て、まだ地元の方がコーヒーを飲みながら寛いでるバルへ入る。ビールのレモーネード割りなんて頼んでみたが、スッキリした感じがない。オリーブをつまみながらあっという間に空けてしまうと、
 「セルベサもう1杯いるかい?」
 「お願い。セルベサを」
またレモネードを注ごうとしているのを、
 「no cerveza only, えっとsolo?」
とか言ってるうちに通じたらしく、手でレモネードを払いのけるジェスチャーをして確認してくれたので、
「Si」
全く持って寛いでいるお客だけの時間帯で助かった。
 
セルベサ(ビール)に切り替るとあわせてBOQUERÓNES EN VINAGRE(イワシの酢漬け)も頼む。
 なんだかやけにリラックスしてきて、Jerez(ヘレス=シェリー酒)に。種類なのか銘柄なのかを聞かれたがわからなかったので飲み慣れたTIO PEPEを頼んでしまった。
 
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牡蠣があるので、指差しで頼む。
 「いくつ?」
 「(遠慮気味に抑えて)2つ」
 「2つも」
 と呆れられる。勧められたイカのミートボールとあわせて僕の目の前に届いた。
 
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しかし何故イカのミートボールに細切りのポテトスナックなって付いているのだろう? 
 
19時近くになっても、セビーリャの街もまだ日は暮れない。
 

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2009.04.06

カルメン、情熱が散った土地(1) --- セビーリャ1日目 ---

 グラナダ、旅の目的。終着地にいるような感慨と虚脱感。継なる地へと運ぶ列車を雪積もる嶺を眺めつつ待つ。
 
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 大幅に遅れた列車に荷物を積み込み、列車に揺られ西へと向かう。車窓には乾燥した土地に生えたオリーブの木々が流れて行く。3時間ほどでついたセビーリャ駅は都会の駅だった。
 
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 バスもバスターミナル行きを乗ればいいのだが、『地球の歩き方』の記載通りエンカルナシオン広場行きのバスに乗り、バスは何事もなく終点のエンカルナシオン広場に着いてしまう。やけにカッコいい運転手にヌエバ広場への行き方を聞いてみる。
 「マクドナルドわかるかい(笑)。そこの角を左折するんだよ、シエルペス通り」片言の英語で教えてくれた。
  
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2009.04.01

落日の残光をもとめて(9) --- グラナダ2日目 ---

 ヘネラリーフェ離宮まで、さっと歩いただけなのだが時計を見ると12時を過ぎていた。ゆっくりと見てまわれば1日でも終わらないかもしれない。急に団体がやって来てしまったこともありアルハンブラをあとにした。
 ゴメルス坂を下り、ヌエバ広場を通り抜けていく。ビブランブラ広場まで戻って来てランチをとる。
 
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 「この旅では食べるまい」と思っていたパエリアを食べてしまった。正直美味しくない。僕はお米の芯が残ったような固さの方が美味しいと思うのだが、出て来たパエリアは柔らかすぎて。
 
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2009.03.31

落日の残光をもとめて(8) --- グラナダ2日目 ---

 翌日、朝早くからアルハンブラ宮殿へとゴメレス坂を登って行く。まだ薄暗く街灯が灯る坂道。
 
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 タッチパネル式自動券売機でクレジットカードにて購入。このあと、ちょっとした事がおこるのだが。騙されたんだろうなぁ、というか僕が悪いんだろうなぁ。まぁ€10を捨てたようなものだ。チケット売り場からカルロス5世宮殿まで降りて入場待ち。
 
 8:30にナルス朝宮殿を入場することに。チケットに明記された時間内であれば入れるかと思い気や記載時間丁度に入れるらしい。そしてイベリア半島に花開いたイスラム文化の栄華であり終焉の宮殿へと潜って行った。感嘆、溜息、とは正直いかなかったのだ。
 
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 砂漠の民の恋焦がれた水の楽園。コマレス宮が訪れた僕を出迎えた。
 
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2009.03.30

落日の残光をもとめて(7) --- グラナダ1日目 ---

 タパスを食べながら、王室礼拝堂やカテドラルで夕日を待つことにしようかと思案していると学生達が賑やかに乾杯を始めた。
 予定が決まったので、バルを後にする。
 
 他国とはいえ、宗教施設に失礼ならないようバックからペットボトルを取り出し水で喉を洗い、酔っていないことを確かめ、入って行った。
 
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 外の暑さが嘘のようなヒンヤリとした空気が流れ肌寒さを感じるほどだ。市内バスで一緒になった(と思う)日本人女性2組と出会ったがさしたる挨拶もなく、それぞれの趣く建築物を眺めて行く。
 
 そろそろ頃合いかと、ヌエバ広場へと向う。人の波は引くこともなくグラナダの旧市街へと次々と押し寄せてくる。今度はバスで上がってみるかとバス停で佇んでいた。暫く広場の人々を見つめていると日本人女性が一人がそばに立っていた。彼女がバス停のパネルで行き先を確かめていると、それからすぐにバスがやって来た。彼女が懸命に片言のスペイン語(?)で行き先を運転手に確かめている。
 僕は助けようにもスペイン語がチンプンカンプンだ。(よく学生時代にスペイン語で優をもらったものだ) 次に乗ろうとしていた僕に
「すみません。お先に」
とすまなそうに会釈を。
 僕も軽く会釈をしてバスに乗り込む。そして他数人を載せるとバスは坂を登り始めた。
 
 途中、何人かが降りた時点で、彼女は心配そうに席を立ち僕の前の出口扉のところまできて車外を見つめている。さすがに僕も
 「サン・ニコラス広場へ行かれるのですが?大丈夫ですよ、まだ先です」
とハニカミながら話しかけてみた。
『そうですが』とホッとしたのか肩の力が抜けて笑顔を返して来た。『そこまで行かれますか?』
「ええ、僕も行きますよ」
「じゃあ、ご一緒に連れって頂いても良いですか?』
「日本人だからって信用しない方が良いんじゃないですか(笑)。構いませんが」
 
 そんな感じで、彼女とサン・ニコラス広場へ向こうこととなる。
 
 着くと微かに薄紅になりかけていたが、夕日というにはまだまだだ。18時過ぎだがもう少し時間が必要なようだ。彼女は感動と失望感で対岸のアルハンブラを見つめていた。もう少し一緒に待ってみようということになり、ラルガ広場で飲み物でも頼んで待つことにした。
 話してみると卒業旅行だそうだ。しかも初めての海外旅行で1人で1ヶ月欧州を巡り、ここが最後の地らしい。
「すごいですね。男性の僕の方がよっぽどだらしがない(苦笑)」
『そんなことないんです、必死ですよ(苦笑)。なんとかなりましたけど』
「食事とかはどうしてましたか?」
『ほとんど総菜みたいのを買ってホテルで食べてました。一人じゃなかなかレストランとか行きにくいですよね?』
「僕は行きますよ。まぁ行きにくいときはバルでつまみと酒ですましますけれど(苦笑)」
 
 どうも彼女は21時の夜行列車でバルセロナに向かい、明日日本に戻ることなのであまり時間的余裕はないとのことだ。時計を見ると19時だがやっと暗くなりかけ始めたばかり。
「残念かもしれませんが、もう一度眺めて降りた方が良いかもしれませんね」
『そうですね』
 
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アルハンブラは僅かに赤く染まり始め、僕たちの影も長く伸び始めていた。
 

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2009.03.29

落日の残光をもとめて(6) --- グラナダ1日目 ---

 16時だというのに太陽はまだ高い。夕暮れにはまだ早いがサン・ニコラス広場に向かってみることに。
 
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 サン・ニコラス広場は人で溢れていて、賑やかな雰囲気。マラガからグラナダに向かうバスの中でも気になっていたのだがアルハンブラ宮殿の背後には雪山(シエラネバダ山脈)が連なっている。
 塀に腰をおろし、まだ青空の下のアルハンブラを眺める。誰かが爪弾くギターに耳を傾けつつ、まぶしく暑い日射しに顔が焼けて行くのがわかる。時折吹いてくる冷たい風が心地よい。
 
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 太陽の位置を見るとまだ随分と高い。諦めていったん展望台から降りることに。
 
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 床に散乱した割れたグラスをセッセと片しているバルへと足を運ぶ。最初のバルであることもあり、ビールがセルベサとまだ覚えていなかった(笑)。
 「勘定をお願い」「もう一杯ビールを」がお酒が飲める国では覚えなきゃ行けない僕のフレーズ。
 

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2009.03.28

落日の残光をもとめて(5) --- グラナダ1日目 ---

 額が汗ばむ。成田ではまだダウンジャケットを着ている人もいることを思うと気温の差は格段だ。
 カルデリア・ヌエバ通りまでは観光客も結構いたのだが、先に進むと人があまりいない。というか、人の気配が感じられない。シエスタなのだろうか?

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 裸足で登ってくる女性に会う。白壁に蔦が覆いかぶさる細道に行ってしまった、不思議な空気をこの場に残したまま。

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 あまりに人がいないので、いったん引き返すことに。襲われる気配はしないのだが、昼食を摂っていなかったのと、日射しでエネルギー不足を感じたので。
 折角なのでアラブ風のレストランでランチを摂るつもりがどこも混んでいる。カフェに入る。ハーブティーでなくハーブ入リモネーダを頼む。冷たく甘いグリーンのレモネードは、清涼感とともに乾いた喉を潤してくれた。
 
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2009.03.26

落日の残光をもとめて(4)

 長距離バスで2時間ほどでグラナダに着いた。陽光が暑い。
 
 バスターミナルを出て市内バスに飛び乗る。バスターミナルから旧市街までは荷物を抱えて歩くのはちょっときついとの判断。よく確かめもしないで飛び乗ってしまったが、バスでイザベル・ラ・カトリカ広場まで行きそうもなくカテドラルの前で降りた。そこからは徒歩で予約しているホテルへと向かう。
 
 入るのにインターホーンで解錠してもらう必要があった。「治安が良くないんだろうか?」と思いつつホテルでチェックインを済ますと荷物をおいて一息。部屋の窓を開けると雑踏の声や音が賑やかに聞こえてくる。
 
カルデリア・ヌエバ通りよりアルバイシン地区に足を踏み入れる。
 
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 モロッコを思い出させるような懐かしき雰囲気である。しかしほんの僅かな距離でありスークのような訳には行かない。

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2009.03.24

落日の残光をもとめて(3)

 カテドラルを駆け足で巡る。
 
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 そしてホテルへ荷物をとりに戻り、バスターミナルへ。ペットボトルの水を飲みながら、『去年はバスターミナルでボールペンを忘れて来たことをクヨクヨしていたなぁ』と思い出していた。
 切符を購入すると何故か2人分。まぁ理由は解らないが1人分を払い戻してもらった。行き先はグラナダ。

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2009.03.23

落日の残光をもとめて(2)

 スペイン・アンダルシア地方。
 
イスラムの残照とレコンキスタの爪痕。
 
そんなものを思い浮かべて出かけたのだろう、
と思う。
 
 でも、そんなものを肌で感じることは出来なかった。イスラム文化の名残ある街々で僕はかなりの時間をbarで過ごしていた。
 時には割れたグラスの散乱した喧噪の中、またある時には閑散とした中で。歴史は好きであるが、エジプトに魅力を感じたことはない。そのエジプトをはじめとする世界四大文明にも。不思議なことにアルハンブラを知ったその瞬間から子供心に魅惑を感じていた、何故かは解らない。訪れた今も解らない。
 そこは足を踏み入れた瞬間、何かが違った。
 
--- Málaga ---
 
 今回はパリ経由でマラガに入国。シャルルドゴール空港でEU圏の入国スタンプが押されず、23時過ぎにマラガ空港でいきなり足止めを食らうこととなる。そのあと荷物もなかなか出てこず、別のコンベアから出てくる。
 
 翌朝、マラガのアルカサルへと向かう。
 
 
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落日の残光をもとめて(1)

 アンダルシアから帰国しました。日向は暑いのですが、まだ風が冷たい。
 
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